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2016年8月30日 (火)

自・他力本願

テレビ放送を毎週自動録画している番組が一つある。日曜日朝放送の「趣味の園芸」。

以前は気が向いたときに放送を観ていたが、最近は自動録画して好きなときに観るように

している。もう2年ほどになる。この番組、昭和60年の放送テキストを1年分所有している

から、もう30年前から観ていることになる。時折気が向いた時に。       

この録画放送を再生して観ていると、主番組が終わった後、短い他の番組紹介の後、

5分間の番組が流れて録画放送は終わる。暫くは余り気にも留めなかったが、この5分間

番組、ある時、何か面白い話をしている。日常の何気ない、何処でもあるような話題を採り

上げ、ありのままに表現、挿絵を入れ、文字画面でユックリ朗読する5分間の番組。

その気になった番組を以下に紹介。 ヨーコさんの”言葉” の 第37話「ふっふっふっ」

何故かと言えば、この作品同様、小生も作品に出てくる男性と同じ行動をしているのだsign01

亡くなった母も、妹も、老婆(ラオポ)も車の助手席に座ると、或いは一緒に目的地を目指し

て歩くと異口同音に言うのである。わからなければ「人に聞いたら」と、よく勧めるのだ。

小生は何時も地図を、歩けばスマホ地図を頼りに目的地を目指す。最近は車にはナビ

ゲーションもあるが、それでも目的地周辺近くでは捜すのである。人に尋ねずに自力で。

小生は地図と勘を頼りに目的地を目指すのだ。時に困り果て、時間制限上、説得に負け、

仕方なく人に聞くことを許すのだが・・・。どうも男と女では頭の構造が違うようである。

以下は、絵本作家の佐野洋子(さのようこ)さんのNHKで放送された第37話作品である。

『夫婦喧嘩というものをよくやるのですね、車の中で。
道に迷うのね。すると相方が迷いながらニコニコしているということはあまりない。
私は性質が悪いから、相手が無能でうすのろで、ガンコだと思うのだと
反省することだってあった。
しかし、見たこともない田んぼの真ん中では、ただ逆上するのみだった。
「さっき道の電信柱に、桜ヶ丘4丁目って書いてあったよ」
「いや、地図によれば、ここは調布駅前のはずだ」
「あんたバカじゃない。へーここが駅ですか。駅がジャガイモ畑なわけ」
「バカやろう、文句言うなら地図に言え」
「だから、さっきガソリンスタンドで聞けばよかったのよ」
「じゃ、自分で運転しろ」
「するわよ」
そして、私は誰かれかまわず、チョコチョコ車を止めて聞きまくる。
そして、すうーっと目的地に着くのね。
相手は憮然として、一言も物も言わないという事がよくあった。

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20の息子とその恋人に聞いた。若い人たちは違うのかと思ったのである。
「この人、道に迷ったら人に聞く?」
「全然、すごくイライラする。絶対に聞かないの。人に聞いた方が早いと思いません?」
「あんた、何で聞かないの」
「やじゃん」
「何で」
「やじゃん」
「だから 何でやなのよ」
「自力ではい上がりたいじゃん」
「そんな大げさな事じゃないですよねー」
「けど、地図と正しい道がピタッと合った時、すげえ気持いいぜ。それに俺、
     道に迷うの嫌いじゃないし」
「何、それ。男のこけんなわけ」
息子はしばし沈黙し、「それもある」と少し恥ずかしそうに笑うのである。
「男のプライドってそんなせこいもんなわけ。もっとここ一番ってところに
      つかうもんじゃないの。ねえー」 と私は20の娘に同意を求める。
息子は「ふっふっふっ」と不気味に笑った。
(わかっているけど、やじゃん。死んでもおれ、きかないとおもうぜ)と、
その「ふっふっふっ」はガンコを重しにして、テコでも動きそうにないのである。
男って、地図という観念というか抽象化された世界に、現実を近づけたいのね。
ピタッと合うことを信じているのね。
観念と現実が合わないと狂暴になるか、憮然とするかなんだ。
女は現実あるのみである。信じるものは、ここはここである。という認識で、
それもテコでも動かないのである。女だって笑ってやる。
「ふっふっふっ。もうー聞きまくってやる。今そこを歩いている人に」』

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